小耳その9・・・時計と携帯電話【重要】
近日公開 その前に・・・
携帯電話に時計を近づけないこと!!!
バッグなどに一緒に入れて置かないこと!!!
時計が磁気帯びしてしまいます。
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小耳その8・・・ お客様からのいいお話
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こんにちは。いつもお世話になっています、青森県のK.Sです。
昨日、仕事が休みで、近くの温泉に行きましたら、60歳くらいの方が、懐中時計を忍ばせているのを見つけました。
その人は、時計のチェーンをはずして、そのままポケットの中に入れていました。
思い切って、話かけてみますと、若いころから懐中時計が好きで使っているとのこと。
なんだか、嬉しくなりました。
その人は、『懐中時計はね、年を取ると余計にいいもんだよ』
『手の中で包み込むようにして、時間を見るのが好きで、チェーンはつけないんだよ』と、言ってました。
落とさないんですか?と、質問したところ、『大切に扱えば大丈夫。テーブルの席についた時、家に居るときに見るようにしているからね』と。
なるほど、人によっていろんな使い方、時計に対する愛着があるんだな、と思いました。
懐中時計って、幅広いですね。
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長年お付き合いをさせていただいているお客様からいただいたメールです。
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小耳その7・・・時計を選ぶ基準?
つい最近、こんな出来事がありました。
安く飲めるコーヒーショップのカウンターにいた私の横に、母と娘という親子が座ってきて、何やらカタログのような物を取り出して、あーでもないこーでもないと話しはじめました。
何気なく覗いてみると、有名メーカーの時計のカタログが2種類。
ご婚約なさった娘さんのお相手に差し上げる物を選んでいるようで、それがなかなか決まらず難儀していました。
似合う似合わない、気に入ってくれるくれない、どっちが有名?などなど私が先に席を離れるまで続いていました。
その後、いつまで続いたのか、どちらを選択したのかは知る由もありませんが、なんかほのぼのとした気持ちにさせてもらいました。
贈られたお相手は本当に幸せ者ですね。・・・・うらやましいです。
ちなみにスポンサーはお母さんの方でした。
時計を選ぶ基準は人それぞれ違うでしょう。
デザインで選ぶ、値段で選ぶ、メーカーで選ぶ、流行で選ぶ、なかには時間がわかればなんでもいい、といったこともあるでしょう。
それはそれでいいのですが、こういうことも考慮してみてはどうでしょうか。
時計という物は必ずアフターケアーが必要になってきます。
いわゆるオーバーホールというものです。
買われる時には店員さんにオーバーホールはいくらとか、ベルト(皮でもメタルでも)が壊れたらすぐに対応してくれるのかどうかとか、いろいろ聞いてみましょう。
オーバーホールの価格はメーカーによってさまざまですので、その値段を比べるのも賢い方法だと思います。
いろんな情報を集めて、研究して賢い買い物をいたしましょう。
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小耳その6・・・日付の早送り(早戻し)
手巻や自動巻の時計ではよくある事だと思いますが、久しぶりにお使いになるときや月末の時に日付をあわす際には、針の位置に注意しましょう。
午後8時から午前2時までの間に針の位置(時刻)がある場合はやめた方が良いです。
ムーブメントによっては多少の誤差はありますが、この時間帯は日付を送るために日付を送るための歯車が、日付盤と干渉している時なので、ここで、無理に日付を早送りしようとすると、各部品に負担がかかってしまいます。
特に日付盤の歯が磨耗するケースがよくあります。
こういう状態でオーバーホールをすると、余計な部品代がかかってしまいます。
こういうことにならないように、日頃から注意しましょう。
月末の時には朝起きたらやりましょう。
久しぶりにお使いになるときは、上記の時間帯以外のところで、前日の日付を合わせてから針送りで日付を送りながら時間を合わせるようにしましょう。
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小耳その5・・・化粧品と18金
こんなことが昔あったそうです。
18金無垢のブレスレットタイプのオーバーホールで、ブレスレットを洗浄した際、一部分が崩壊してしまったそうです。
なぜ、このようなことが起きてしまったのか・・・。
金(ゴールド)を壊してしまうある成分が付着し、内側から蝕んでしまうそうです。
その成分は化粧品を構成する上で少なからず入っているものらしいです。
まったく人体に害を及ばせないほどのレベルです。
女性の方は時計に限らず、さまざまな高価な宝飾品をお使いになられていると思いますが、アフターケアはまめにおこなったほうがいいと思います。
どんな物でも、ご使用後はきれいにしてから収納しましょう。
壊れてからでは遅いです。
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小耳その4・・・バッテリー(電池)の交換
クオーツ仕様の新しい時計の中に入っている電池はモニター用としてセットされているので、本来の寿命に満たないうちに切れてしまうことがあります。
モニター用電池とは時計の製造時のムーブメントの機能や性能をチェックする為のものです。
お手元にしたときには多少の消耗をしています。
このような事は皆さんもよくご存知でしょう。
ここでお話しておきたかったことは、外国製の時計を購入された場合の最初の電池交換時期です。
普通でしたら止まってから交換をするところですが、なるべく早めに交換することをお勧めいたします。
購入後半年もしくは1年の間で良いと思います。
電池の規格は各国共通です。ソニーやマクセル、セイコーといった国産の物でも対応していますので、出来れば国産の電池に交換しておきましょう。
私は国産の電池を強くお勧めします。
スイスのものだから外国の電池、モニター電池と同じメーカー電池という決まり事はありません。
ただ、希にそのメーカーしか取り扱っていない規格の物もあります。
大切な時計だからこそ最初のケアーはとても大切だと思います。
クオーツに限らず手巻や自動巻といった時計のオーバーホールも一番最初がとても肝心です。
電池交換を依頼するところは代理店、もしくは信頼のおけるところでやってもらいましょう。
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小耳その3・・・ROLEX ESTIMATED PRODUCTION DATES
DATE |
SERIAL# |
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DATE |
SERIAL# |
1925 |
25,000 |
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1965 |
1,830,000 |
26 |
27,500 |
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66 |
1,910,000 |
27 |
30,000 |
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67 |
2,000,000 |
28 |
33,000 |
|
68 |
2,250,000 |
29 |
35,500 |
|
69 |
2,500,000 |
30 |
38,000 |
|
70 |
2,750,000 |
31 |
40,000 |
|
71 |
3,000,000 |
32 |
43,000 |
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72 |
3,300,000 |
33 |
50,000 |
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73 |
3,650,000 |
34 |
62,000 |
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74 |
4,000,000 |
35 |
75,000 |
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75 |
4,300,000 |
36 |
87,000 |
|
76 |
4,650,000 |
37 |
100,000 |
|
77 |
5,000,000 |
38 |
125,000 |
|
78 |
5,300,000 |
39 |
150,000 |
|
79 |
5,650,000 |
40 |
175,000 |
|
80 |
6,000,000 |
41 |
200,000 |
|
81 |
6,500,000 |
42 |
225,000 |
|
82 |
7,000,000 |
43 |
270,000 |
|
83 |
7,500,000 |
44 |
316,000 |
|
84 |
8,000,000 |
45 |
362,000 |
|
85 |
8,500,000 |
46 |
408,000 |
|
86 |
9,000,000 |
47 |
454,000 |
|
87 |
9,750,000 |
48 |
500,000 |
|
87 |
1/2−9,999,999 |
49 |
571,000 |
|
87 |
1/2−R000,001 |
50 |
642,000 |
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88 |
R999,999 |
51 |
714,000 |
|
89 |
L000,001 |
52 |
785,000 |
|
90 |
L999,999 |
53 |
857,000 |
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90 |
1/2−E000,001 |
54 |
928,000 |
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91 |
1/4−E999,999 |
55 |
1,000,000 |
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91 |
1/2−X000,001 |
56 |
1,080,000 |
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91 |
3/4−N000,001 |
57 |
1,160,000 |
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92 |
1/4−C000,001 |
58 |
1,250,000 |
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|
59 |
1,320,000 |
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60 |
1,440,000 |
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|
61 |
1,500,000 |
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|
|
62 |
1,600,000 |
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63 |
1,680,000 |
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64 |
1,750,000 |
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参考になさってください。
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小耳その2・・・腕時計の裏側って見たことありますか?
ちょうどいい機会ですからご自分の腕時計の裏側を見てみましょう。
どうですか?・・・案外汚れていませんか?
毎日していると汗や脂と一緒にホコリなどが少しづつ裏側の凹部分に溜まってしまいます。
ケースと裏蓋の境目やケースとベルトのつなぎ目、ベルトの駒と駒の溝、クラスプ(止め金)の内側など日常あまり気にしない所に汚れが溜まってしまうものです。
リューズやプッシュボタンの付け根のところもよく溜まります。
あまりこのような状態で放っておくと錆びが発生してどんどん腐食してしまいます。
故障やオーバーホールで修理を依頼した場合、基本料金に追加料金を取られたり、最悪の場合は修理不可能として返されてしまう事もあります。
小耳その1でも触れましたが、時計の外装部品の交換を伴う修理はわりと値段が高くなったり、スイスオーダーやスイス送りやらで修理期間も3,4ヶ月は当たり前にかかってしまう場合がたくさんあります。
だから、ご自身にとって大切な時計であるならば、そして、なるべく無だなお金と時間を使わないためにも日頃からのケア―が必要なのです。
ケア―っと言っても難しい事ではありません。
1日の終りに腕から時計を外した時、ハンカチなどで軽く拭いてあげればいいと思います。
汚いものでは逆効果です。きれいでしかも柔らかい物がいいです。
糊付けしたパリパリ布だとかえってケースにキズを付けてしまう恐れがあるのでやめた方がいいです。
ホコリなどが溜まっているようでしたら綿棒などであまり力を入れずに拭き取ってあげましょう。
特に長期間保管する事がある時計には絶対やった方がいいです。
しかし、それを最初から習慣として行うことは大変だと思います。
だから、少しづつでも気になったり気がついたときにやっていきましょう。
それだけでもかなり違うと思います。
でも・・・・・・・。
これだけやってれば大丈夫という事ではありません。
やはり2年に1度はメーカーや信頼のおけるところでオーバーホールをすることをお勧めします。
大切なものならぜひ続けてください。(特に高価なものは)
日頃のケアーと定期的なオーバーホールでいつも良いコンディションで末永く付き合っていってください。
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小耳その1・・・温泉での出来事
ちょっと前のことになりますが、日帰りでスキーに行った帰りに近くの温泉に立ち寄った際、時計をしたままでお湯に浸かっている人を発見してしまいました。
時計は某有名メーカー『O』のSシリーズでオールステンレスでメタルバンド仕様です。
わりと値段が高い時計です。
海で使うこともできるので防水レベルは高いのですが、酸性度の強い温泉に浸けてしまうのは時計にとっては迷惑な話です。
身体の健康上、何らかの事情がある方ならばしょうがないと思いますが、健康な方はなるべく時計を持ちこまない方がいいと思います。
ちゃんと貴重品として預けておいたほうがいいでしょう。
あまりお勧めできませんが、どうしても持ちこみたいという方は最後に必ず真水で温泉を洗い流してください。
それをやることによって時計へのダメージを和らげることができます。
乾かすことも忘れずに。
温泉の成分が付いたままにしておくと駒と駒をつなげているピン部分や外れてはいけない駒とピンのカシメ部分が腐食などで壊れてしまいます。
そうすると修理代も高くつきます。
特に外れてはいけない箇所の修理だと、たぶんベルト一括交換になってしまうでしょう。
海で使った後もそうですが、必ず真水で洗ってあげることを心がけるようにしましょう。
そうすれば、少しでも長く付き合っていけると思います。
それともうひとつ。
防水レベルの高い時計(いわゆるダイバー仕様)のリューズは大体がねじ込み式になっています。
海やそういう過酷な状況に行くのであれば、その前にちゃんとねじ込んでいるか、再度、確かめた上で使いましょう。
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